【ダンガンロンパSS】十神「ハッピーバースデー……」ボソッ

1 : ◆8TuyeGHSTQ – 2014/05/05 23:52:02.15 YvopbX04O 1/12
概要
・ダンガンロンパss
・コロシアイしない世界
・十神くん誕生日おめでとう
注意点
・ショタ十神くんの捏造
・恋愛描写あり
・モブ(オリキャラ?)が喋る

3 : ◆8TuyeGHSTQ – 2014/05/05 23:53:11.29 YvopbX04O 2/12
十神「くだらん」
苗木「十神クン、お誕生日おめでとう!」
舞園「ケーキも用意してますよ!」
石丸「素晴らしい日だ!皆、今日という日に感謝しようじゃないか!」
大和田「チッ……十神は気にいらねーけど、まぁ誕生日くらいなら祝ってやってもいいぜ」
山田「な、何故そこでツンデレのテンプレかくるのか……せめて女子に言ってほしかった」
舞園「あ、あはは」
苗木「十神クンが普段食べてるようないい料理は用意できなかったけど、みんなで準備したんだよ」
舞園「好きなだけ食べてくださいね」ニコニコ
十神「……」
5 : ◆8TuyeGHSTQ – 2014/05/05 23:54:12.17 YvopbX04O 3/12
十神(昔……十神家時期党首を決める争いが始まる、もっと前)

十神(昔、あの使用人が、この日によく歌っていたな……)
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使用人「ハッピバースデートゥーユー♪」

使用人「ハッピバースデートゥーユー♪」

使用人「ハッピバースデーディア、白夜様ー♪」

使用人「ハッピバースデートゥーユー♪」

白夜「けーき……!わんほーるだな!」
使用人「えぇ、好きなだけ食べていいですよ」
白夜「えっ……しかし、えいようがかたよってしまうぞ」
使用人「そうですね。でも今日は白夜様の誕生日です。特別な日ですから」
白夜「ははうえに、おこられる……」
使用人「大丈夫です。私と白夜様の秘密、ですよ」ニコッ

白夜「じゃあ……お前も、一緒に食べて……」
使用人「えっ?」
白夜「誰かと一緒に、食べてみたい……」
使用人「……」
6 : ◆8TuyeGHSTQ – 2014/05/05 23:55:04.54 YvopbX04O 4/12
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十神(チッ……)

十神(どうでもいいことを思い出したな)

腐川「白夜様ぁ……、あのぉ」
十神「黙れ」
腐川「えっ、あ、ご、ごめんなさいぃ」
十神「……今日は、苗字で呼べ」
腐川「え?は、はい……」
十神(くだらん)
十神(くだらん感傷だ)
7 : ◆8TuyeGHSTQ – 2014/05/05 23:56:04.99 YvopbX04O 5/12
十神(白夜様、か)
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使用人「白夜様、さようなら」
白夜「??……やすみをとるのか?」
使用人「私は、白夜様が十神を継ぐ器であることを、信じています」
白夜「なんだ?きゅうに」
使用人「お元気で」

母「白夜、あの使用人は解雇しました」
白夜「え」
母「彼女には使用人の弁えが足りなかったのです。
十神の名に相応しくありませんでした」
白夜「でも、やさしくしてくれた……」
母「……何を言っているんですか?」イラッ
8 : ◆8TuyeGHSTQ – 2014/05/05 23:56:57.56 YvopbX04O 6/12
母「白夜、あなた、あの使用人と一緒に食事をとりましたね」
白夜「……はい」
母「あの使用人に、あなたと同じ席で同じものを食べる権利はない。何故だか分かりますか」
白夜「……は、い」ポロポロ
母「説明しなさい」
白夜「おれは、とがみを、つぐ、にんげん……せかいの、とがみ、を」ポロポロ
母「はい」
白夜「しようにんは、どうぐ、だから」ポロポロ
母「そうですね。あの使用人には自覚が足りませんでした。十神に仕える道具としての自覚が」
白夜「……」
母「だから解雇しました。あなたも十神の人間としての自覚を持ちなさい」
白夜「……はい」
9 : ◆8TuyeGHSTQ – 2014/05/05 23:57:39.81 YvopbX04O 7/12
白夜(じぶんいがいの、にんげんは、ぜんいんどうぐだ)

白夜(そのいしきが、たりなかったから、あいつが、かいこされた)
白夜(ぜんいんどうぐ、ぜんいんどうぐ、ぜんいん、どうぐ)

白夜(どうぐ……)

使用人『私と白夜様の秘密、ですよ』ニコッ
白夜(ははうえは、けーきをたくさんたべたことは、おこらなかった)
白夜(ひみつ、だから……?まもってくれたのか……?)
白夜(どうして、けーきをたくさんたべていいといった……。どうして、いっしょに、たべた……)
白夜(どうして、おれのあたまをなでて、わらった……)

白夜(わからない、どうぐなのに)ポロポロ
10 : ◆8TuyeGHSTQ – 2014/05/05 23:58:25.23 YvopbX04O 8/12
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~~~~~~~~~~~~~~~~~~
苗木「どうしたの、十神クン。ケーキ食べないの?」モグモグ
十神「……お前が俺のを取り分けろ」
苗木「アハハッ、そうだね、誕生日だもん。なんでも言ってよ」モグモグ
石丸「苗木くん!食べながら喋るだなんてはしたないではないか!!」
十神(……)

十神(安物のケーキに、安っぽい人間)

十神(クラッカー臭に、紙コップ、割り箸)

苗木「はい、どうぞ」
十神「……」モグッ

十神(……安っぽい味だ)
11 : ◆8TuyeGHSTQ – 2014/05/05 23:59:08.15 YvopbX04O 9/12
十神(俺と席を並べて、飯を食らう15人)
苗木「十神クン、どうしたの?」

十神「いや」
十神(今なら少し、分かる気がする)
十神(あの使用人が、俺に与えたかったもの)
十神(意味のない約束を守った理由も)
十神(きっと……こういうことだったのだろう)
十神「くだらん……」
十神(つくづく思う。くだらないことばかりが見えてきて)
十神(いつの間にか、それを取りこぼさないように日々を送っている)

十神(あいつが、これを教えたかったのだということも、分かってしまった)
12 : ◆8TuyeGHSTQ – 2014/05/05 23:59:54.20 YvopbX04O 10/12
苗木「あれ、十神クン、まだまだあるよ。もっと食べていいよ」
十神「……馬鹿め。自身の健康管理ができてこその完璧だ」
苗木「ストイックだなぁ。たまにはいいんじゃない?誕生日なんだし」
十神「誕生日?そんなものは免罪符にならん」
腐川「さすがですぅ……びゃく……ぁ、と、十神くん!」ワタワタ
十神「……」
朝日奈「えー、でもさぁ、十神でも子どもの頃は無邪気に好きなものを好きなだけ食べたこととかあるでしょ?」

十神「……」
使用人『私と白夜様の秘密、ですよ』ニコッ

十神「いいや、ないな」
朝日奈「ええー!?」

苗木「さ、さすがだね……」

十神「……」
13 : ◆8TuyeGHSTQ – 2014/05/06 00:00:35.73 /l9XtWNMO 11/12
十神(俺が時期党首の座を勝ち取って、希望ヶ峰へ入学し、かなり名は知れたはずだ)
十神(あいつにも、俺が正式な跡取りになったことは、伝わっているはずだ)
十神(それでいい)
十神(その事実と、この秘密さえあれば、それでオレとあいつの関係は成り立つのだから)
十神(誕生日だからだろうか。こんなものに浸ってしまうのは)
十神(こんなくだらん感傷に、)
十神(とっくの昔に、終えたはずの)
ーーー初恋に、
END
14 : ◆8TuyeGHSTQ – 2014/05/06 00:03:09.07 /l9XtWNMO 12/12
くぅつか

うわあああああああ
5/5に収めたかったのにギリギリ間に合わんかった……

うわああああああああショックです……

でも0時ってことは、24時だよなぁ、ギリギリ5/5だよな、うん、そうだよな!!うん。
まぁ、十神くんおめでとうっていう気持ちはたくさんこめました!

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